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#592 ロコモを招く要因

2023/10/17
おはようございます😀
体幹マスタートレーナーのガッキーです😁
ブログをお読みいただきありがとうございます😌

ロコモを招く要因
今回は、前回のブログの続きで
ロコモのお話です。

【ロコモを招く要因】

ロコモは、運動器の障害によって引き起こされます。
その原因は、
  • 膝や腰の痛み
  • 関節の可動域の制限
  • 筋力やバランス能力の低下
それを引き起こしているのが
加齢や運動不足のほか、
変形性関節症、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症などの骨や関節の病気です。
膝や腰の痛みの原因で多いのは
  • 変形性膝関節症
  • 変形性腰椎症
  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
が多いです。

膝関節症では、関節軟骨がすり減り、膝関節が変形することで痛みが生じます。
動かせる範囲が制限され、立ち座りの動作、歩行が困難になります。

腰の痛みは、日常動作に大きく影響します。
また、骨粗鬆症は骨がもろくなり、圧迫骨折を起こすことで痛みが出ます。

骨や関節の痛みは、早い人で40歳代から始まります。
つまり、ロコモを防ぐには若いころから骨や関節の病気、怪我に注意する必要があります。

軟骨や椎間板は負荷に弱い
骨と骨の間にある軟骨や椎間板は、加齢や使い過ぎによって変形します。
軟骨、椎間板は水分量が多い組織です。
関節に加わる衝撃を緩和するクッションの働きがありますが、
強い負荷が加わり続けると障害されやすいです。

運動のし過ぎで強い衝撃を受けたり、肥満で過度の負荷が加わる状態が続いたりすると
組織が変形し、すり減ってしまいます。

これらの組織には血管がないので、治りにくいです。

骨や筋肉を丈夫に保ち、鍛えるにはある程度以上の負荷が必要です。
同じ運動器でも軟骨・椎間板と骨・筋肉では、負荷に対する強度に差があります。

ロコモ予防には、運動が効果的ですが
「適度な運動」
を行うことと
「ケアすること」
が大切になります。
メタボが影響する
ロコモは、メタボリックシンドローム(以下メタボ)と深い関係があります

メタボの方は、肥満の方が多く、体重が重い分膝や腰に大きな負担がかかります。
その影響で軟骨や椎間板がすり減り、変形性の病気になりやすく、痛みの原因になります。

メタボの方は、
  • 運動不足
  • 筋力の低下
が多くみられます。

特に筋肉が急激に減る
サルコペニア
になると、より転倒や骨折のリスクが高くなります。

サルコペニアは、高齢者に多いですが
65歳以下の人でも、
  • デスクワーク(座っている時間が長い)
  • 自動車に乗る(歩数が少ない)
などの生活習慣などから、筋力が著しく減っている場合があります。
更に
膝や腰の痛みのせいで
体を動かすことがおっくうになると、運動不足になり、筋力の低下が進みます。
それにより、
肥満が助長されるという悪循環に陥ります。

ロコモを予防するためには、メタボの改善も大切になります。
体重を減らし、関節への負担が軽くなれば痛みも緩和されます。

痛みが緩和されることで、運動ができるようになり、ロコモもメタボも改善できます!

子供ころからの生活習慣が大切
子供とロコモは関係ないと思われがちですが、
運動器の発達には子供のころから適切な体の使い方をすることが必要です。

子供の運動能力は、年々低下しています。
これは生活環境が変わり、室内で遊べる(ゲームや動画)など、コロナなどの影響

体を動かす機会が減ってきています。
それにより、筋力の低下だけでなく
運動器の健全な発達ができていない状態で成人となり、
運動する習慣がどんどん失われていきます。

大人だけでなく、子供の運動不足も深刻な問題です。
家族で体を動かす時間を設けましょう!

完全予約制です。早朝や夜遅くのご予約もご相談ください。


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