こんにちは😄
体幹マスタートレーナーのガッキーです😁
ブログをお読みいただきありがとうございます😌
こちらのブログでは、少しでもお役になてる知識や情報を書いております。
トレーニングのお悩みなどありましたら、お気軽にご相談ください。
また、インスタグラムもしておりますので、フォロー宜しくお願い致します。
知り合いの女性と話していて、
『ヨガとピラティスしてて、開脚ができるようになってきた!』
『180度開脚できると痩せるんでしょ?』
と言われたので、
『股関節周辺の可動域を上げることは、良いことだけど。。。』
『普通の生活で、180度開脚できたとしてもデメリットもあるよ』
と伝えるとビックリしていました。
YouTube動画や本などで
ただ、タイトルだけで判断しないで欲しいです。
メリットとデメリット
開脚できることによるメリットは、
- 血流が良くなる
- 骨盤の歪みが解消できる
- 運動パフォーマンスが上がる
固まった筋肉がほぐされることで、血流が良くなり
浮腫みなどの改善が見られます。
また、血流が良くなることで、ダイエットの効果も考えられます。
股関節周辺の筋肉が固まっていると骨盤の歪みなどが出ます。
ストレッチにより、可動域が上がったり、歪みが改善されることで、
猫背や腰痛などの改善にもつながります。
可動域が上がることで、スポーツのパフォーマンスが上がる可能性があります。
器械体操やフィギアスケート、バレエダンスなど柔軟性や可動域を
必要とする種目には特に効果的です。
逆にデメリットは、
- 安定性を失う
- 捻挫や脱臼の恐れが上がる
- 筋力が低下したときに膝や股関節に痛みが出る
関節には、参考可動域というものがあります。
参考可動域とは、正常な人の関節可動域の基準値です。
開脚は、股関節の外転になります。
参考可動域は、片方45度つまり合わせて、90度となります。
足を広げて、90度開けば正常ということです。
※外転だけを見た場合
ですので、180度開脚できるということは、参考可動域の2倍広げるということになります。
単純に関節を緩めるストレッチだけしていては、安定性がなくなります。
また、関節を緩めることで捻挫や脱臼の恐れがありますので、
安定性を高めるトレーニングなども同時に行う必要があります。
年齢とともに筋力は、減少していきます。
ストレッチで開脚をすることばかりしていると
安定させるための筋肉が衰え、股関節が緩い状態になります。
結果として、股関節や膝などに痛みが発生する可能性があります。
生物学上、
女性は、男性よりも骨盤が大きい方が多いです。
骨盤が大きいということは、開脚がしやすい状態ということです。
ただ、先ほども述べましたが
しやすいだけではなく、関節を安定させるだけの筋力が必要です。
また、女性は男性よりも筋肉量は少ないです。
ですので、
筋力が衰えてくる前にストレッチだけでなく、筋力を付ける運動や
トレーニングも同時に行いましょう。
ストレッチもトレーニングも同じですが、
一部の箇所だけをするのではなく、
全身をしましょう!
トレーニングには、五原則があります。
※3原理もあり
その五原則の一つ
【全面性の原則】
一つの筋肉を鍛えても(緩ませても)バランスが崩れ、
ケガなどのリスクに繋がります。
全身をバランスよくトレーニングとストレッチしましょう。