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#607 コーディネーショントレーニング理論編②(NO.14)

2024/02/06
おはようございます😄

体幹マスタートレーナーのガッキーです😁
ブログをお読みいただきありがとうございます😌

コーディネーショントレーニング理論編②
理論編その②です。
前回のブログの続きです。

運動を行うには、エネルギー系(筋力・筋持久力)と
関節可動性が必要です。

ただ、
これだけでは、合理的な運動を行うことは、難しいです。

脳神経系ー筋肉系の流れのメカニズム
運動を合理的に行うには、下の図のような一連の流れが重要となります。

  1. 刺激が入る
  2. 運動の感覚受容器 視覚・聴覚・平衡感覚・皮膚感覚・筋感覚などから情報を入力
  3. その情報を中枢神経で処理
  4. 処理し、判断したら運動効果器に指令を出して反応(随意運動)
  5. その後、刺激や反応を中枢神経で修正
  6. 修正されたら脳にインプットされて、次からよりスムーズな運動(反応)になる(不随意運動)
1回目よりも10回目の方が、スムーズにできるのはこのメカニズムがあるからです。

随意運動から不随意運動にできるだけ
変換できるかが運動能力を上げる大きなポイントになります。

神経系の発達がいい【幼児期】に
全身の筋を使ったダイナミックな運動や感覚受容器に
様々な刺激を与える運動は中枢神経系のメカニズムを強化します。

それだけでなく、
筋組織や呼吸循環器系への刺激にもなります。

運動のメカニズムの例野球(バッティング)

① 視覚野
  目から映像として脳へ伝達・・・「来た!」
② 側頭連合野
  映像をボール認識    ・・・「ボールだ!」
③ 頭頂連合野
  ボールの方向や速度認識 ・・・「速い!!」
④ 前頭連合野
  これまでの情報統合し、状況に合わせた行動導く
               ・・・「打て!」
⑤ 運動連合野
  適切な動きプログラムを作りをして、指令を出す
               ・・・「打つプログラムを実行!」
⑥ 大脳基底核
  具体的にどの筋肉を組み合わせて使うかをコントロール
⑦ 運動野
  筋肉へ指令が伝達される  ・・・「ボールだ打ち返せ!」
⑧ 小脳
  指令が実行されているか行動にずれがないかなどをチェック
⑨ 脊髄
  運動神経から筋肉へ命令を伝達する・・・「ボールを打ち返せとのことです!!」
⑩ 筋肉
  実行!!         ・・・「打つ!!!!」

運動のメカニズムを順番に説明するとこうなります(笑)
こんなことが、自然と人間の脳では行われているんです。
スムーズな運動
上で説明しましたが、
運動を行う時には、いくつものの経路を介して行われます。

子供にとっては、経験のない事が多いので初めての刺激です。

最初は、上手くできないことは仕方のない事です。
でも、
数回繰り返すだけでビックリするぐらいスムーズにできるようになります!

刺激に対して、反応し、伝達や動きを修正することで、
神経回路の経路や近道ができることにより、
動作の命令が素早く伝わるようになり、
複雑な運動が反射的に調整されるからです。

これを
動作の反射化(自動化)
と言われています。

大脳皮質と小脳の関係性
動作をスムーズに実行するには、大脳皮質と小脳の働きが密接に関係しています。

大脳皮質は、運動のプログラムを形成
小脳はが運動のコントロールをしています。
小脳の働きが、巧みな運動を可能にしています。

小脳の働きには、
  • 平衡感覚
  • 運動の調整
  • 記憶
  • 学習機能
があります。

トレーニングや運動を繰り返すことで、
体が素早く反応するのは、小脳が一連の動作を記憶するからです。

また、
大脳からの指示を受けて、それぞれの筋肉や関節がどのように動けばいいか、
瞬時に判断し指令を出しています。

更に
動きや思考、感覚などにも関して、
予測をしり準備をしたりする機能
もあります。

小脳は、運動の司令塔と言えます。

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